長野の子ども白書は、掲載記事をテーマに学習会を企画し、みんなで考えあう対話の輪を広げています。
「性教育は必要だと思うけど、実は私も受けたことがない」という方集まれ!!
いっこうに減らない子どもへの性犯罪・いじめ・体罰・虐待・嬰児遺棄事件。「今こそ性教育を！」という声が上がる中、2023年度から学校現場で始まる「生命の安全教育」も注目されています。しかし、準備を始めている学校はまだ少なく、県が進める「子どもの性被害を予防するための地域の研修」もまだまだ広がっていません。学校での「性教育」が始まるのを機に、私たちも「包括的な性教育」を体験し、いっしょに考えてみませんか？
＜体験会のスケジュール＞
- 佐久第1回 「性はいろいろを考える授業・基は同じでみんなちがう！」 吉田アイ子（1月）
- 佐久第2回「ふれあいの性」 吉田アイ子（3月）
- 長野第1回「おうち性教育」 中村 智子（4月）
- 長野第2回 「プライベートゾーン」 小林 佳代（6月）
- 松本第1回「からだはプライベート」 宮島 雅子（7月）
- 長野第3回「人の数だけ性がある」 白澤 章子（8月）
- 長野第4回「更年期障害」 川内野千代（10月）
- 長野第5回「尿失禁予防」 林 智子（12月）
次回は‥‥
［report］
●性教育体験授業 長野第３回「人の数だけ性がある」
川中島の保健室 白澤章子さん
2023.8/27 長野市ふれあい福祉センターにて
みなさんは義務教育の中で、どのような性教育を受けたか、覚えていらっしゃいますか？
• 小学校5年生から、男女別々の部屋に分かれて、
• からだのしくみや第二次成長（精通、初潮）の教育
言ってはいけないような気まずさ、恥ずかしさから茶化す・・そのような記憶があるのではないでしょうか？
白澤さんの授業はそんな居心地の悪さとは無縁で「どんなな性もすばらしい」と思える、すてきな時間でした。
実際のところ、私たちは生まれてから死ぬまで、さまざまな形で性と向き合って生きていますよね。体のことはもちろんですが、恋愛や友達関係にだって性別は関係していますし、家族をつくるときにもそうです。また、性、セクシュアリティは、意識してないもの、アンコンシャスなものも含めていろんな格差や課題も生むものであります。そういう意味でも、私たちが、自分らしく、安心安全に生きてくためには、性というものを包括的に勉強する必要があるといえます。
学校や家庭、さまざまな居場所で正しい知識を得られるような環境整備していきたいと思っています。（曲渕）
The Nagano no Kodomo Hakusho is dedicated to promoting "comprehensive sexuality" education. On Sunday, August 27, 2023, we had the honor of welcoming Ms. Akiko Shirasawa to discuss the theme of "Living as Yourself - Everyone has their own sexuality."
Ms. Shirasawa's class was a wonderful experience without any discomfort, where we could think that "every form of sexuality is wonderful."
We aim to create an environment where correct knowledge can be obtained in schools, homes, and various places.
== Upcoming Schedule ==
The following knowledge will be beneficial to everyone!
• About Menopause (October 22)
• Prevention of Abdominal Weakness (December 3)
We will receive instruction from the Hayashi Obstetrics and Gynecology Clinic.